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ヒーロー(ファーストビュー)とCTAとは|最初の一画面で何を見せ、どこで購入を促すか

公開日:2026年6月27日

ページを開いた瞬間に見える一画面で、訪問者は「自分に関係あるか」を数秒で判断します。この最初の領域がヒーロー(ファーストビュー)であり、最終的に行動を促す一点がCTAです。本記事では、ヒーローで何を見せ、CTAをどこに置き、視線の流れをどう設計すれば離脱を防げるかを、化粧品ECの文脈に沿って解説します。

ヒーロー(ファーストビュー)とは何か?

ヒーローとは、ページを開いて最初にスクロールせず見える一画面の領域を指します。アバブザフォールド(折り返しの上)やファーストビューとも呼ばれ、訪問者が「このページは自分のためのものか」を判断する最初の接点です。ここで惹きつけられなければ、その先の本文は読まれません。

ヒーローの中心は3つの要素です。誰に向けた何の商品かを伝える主訴求コピー、商品やイメージを直感的に見せる商品画像、そして次の行動を示すCTAボタン。この3点が一画面に過不足なく収まっていることが、つかみの良し悪しを決めます。

紙芝居の最初の一枚を思い浮かべてください。最初の絵で物語に引き込めなければ、観客はその先のページをめくってくれません。ヒーローはまさにその「最初の一枚」で、つかみで惹きつける役割を担います。

主訴求コピー誰に向けた何の商品かを一言でうるおいで満たす朝のスキンケア今すぐ購入する商品画像
ファーストビューの3つの構成要素(主訴求コピー・商品画像・CTAボタン)

CTA(行動喚起ボタン)とは何か?

CTA(Call To Action)とは、訪問者に次の行動を促すボタンやリンクのことです。「今すぐ購入する」「カートに入れる」「無料で試す」など、ページが達成したいゴールへ一歩進ませる決定的な一点を指します。CTAが曖昧だったり選択肢が多すぎたりすると、訪問者は迷い、行動せずに離脱します。

水戸黄門で印籠を出す決めのシーンを思い出してください。物語の最後にズバッと印籠を見せ、その一点で場が動きます。CTAも同じで、それまで積み上げた説明や証拠の最後に、迷いなく押せる一点を示すことで行動が起きます。印籠が2つも3つもあっては決まりません。

だからこそ、1画面に並べる主要CTAは原則1つに絞ります。色・大きさ・余白で他の要素から際立たせ、「ここを押せばよい」と一目で分かる状態にすることが、CTAの基本設計です。

視線はどう動くか? Zの法則とFの法則

人の視線には傾向があり、それを踏まえてヒーローとCTAを配置すると、自然な流れで行動まで導けます。代表的なのがZの法則とFの法則で、ページの性質によって使い分けます。

Zの法則(ビジュアル主体の画面)

Zの法則は、視線が左上→右上→左下→右下へとZの字を描いて流れるという考え方です。情報量が少なくビジュアル主体のヒーローに向きます。左上にロゴや主訴求、右上に補足、そして視線の終点である右下付近にCTAを置くと、流れの最後で行動を促せます。

Fの法則(テキスト主体の画面)

Fの法則は、視線が左上から横へ、次に少し下がってまた横へと、F字を描いて流れるという考え方です。文章や一覧が多いページに向きます。重要なコピーやCTAを左寄り・上方に置くと読み取られやすくなります。化粧品の成分説明や使い方など情報量が多い箇所では、このFの流れを意識します。

法則向いている画面CTAの置きどころ
Zの法則ビジュアル主体・情報量少視線の終点(右下付近)
Fの法則テキスト主体・情報量多左寄り・上方の早い位置

なぜファーストビューで離脱を防ぐことが重要なのか?

訪問者の多くは最初の一画面だけを見て、その先を読むかどうかを数秒で決めます。ここで「自分に関係ない」「何の商品か分からない」と感じられると、本文がどれだけ良くても読まれずに離脱します。だからヒーローは、つかみと同時に離脱を防ぐ最前線でもあります。

  • 主訴求コピーは、誰の何の悩みに応える商品かを一言で示す
  • 商品画像は加工しすぎず、何の商品かが直感的に伝わるものを置く
  • CTAはファーストビュー内に1つ用意し、スクロールせず行動できる状態にする
  • 情報を詰め込みすぎず、視線の流れ(Z/F)に沿って要素を並べる

化粧品では、効果や効能を断定する表現は避けます。「シミが消える」「必ず白くなる」といった言い切りは使わず、医薬部外品でない化粧品は薬機法で認められた56項目の効能の範囲で訴求します。ヒーローの主訴求コピーほど目に入りやすいため、ここの言葉づかいは特に慎重に確認します。

ヒーロー(つかみ)悩みの提示解決の提案証拠・口コミ最後のCTA(行動喚起)
LPの縦構造:ヒーローでつかみ、証拠を積み上げ、最後のCTAで行動を促す

ヒーローからCTAまでをどう設計するか?

実務では、ヒーローでつかみ、悩み・解決・証拠と読み手を納得させ、最後にCTAで行動を促す、という縦の流れで組み立てます。下のステップが基本の順序です。

  1. 1

    ヒーローの主訴求を決める

    誰の何の悩みに応える商品かを一言で言い切るコピーを最上部に置きます。ここが弱いと以降が読まれません。

  2. 2

    商品画像とファーストビューCTAを添える

    何の商品かが伝わる画像を並べ、スクロール前に押せるCTAをファーストビュー内に1つ用意します。

  3. 3

    悩み→解決→証拠で納得を積む

    悩みの提示、解決の提案、口コミや実績などの証拠を順に並べ、読み手の不安を一つずつ解消します。

  4. 4

    最後のCTAを1つに絞る

    ページ末尾に決定的なCTAを1つ置き、色や余白で際立たせます。選択肢を増やさず、押すべき一点だけを残します。

  5. 5

    視線と薬機表現を点検する

    Z/Fの流れに沿って要素が並んでいるか、効能の言い切りがないかを最後に確認します。

Plottell は、このヒーローからCTAまでの構成(hero / final_cta セクション)をAIが提案し、化粧品ECのLP・商品ページを素早く組み立てられるよう設計されています。ファーストビューの主訴求と商品画像の配置を整え、最後は黒のCTAボタンなど決定的なアクションを1つに絞ることで、迷わせず行動へ導く構成を支援します。

よくある質問

ヒーローとファーストビューは違うものですか?

ほぼ同じ意味で使われます。ページを開いてスクロールせず最初に見える領域を指し、アバブザフォールド(折り返しの上)とも呼びます。本記事では同じ領域を指す言葉として扱っています。

CTAボタンはページに何個置くべきですか?

1画面で目立たせる主要なCTAは原則1つに絞ります。縦に長いLPではファーストビューと末尾など複数箇所に同じゴールのCTAを置いても構いませんが、1画面の中で押すべき行動が複数あると迷いと離脱を招きます。決定的な一点を残すのが基本です。

Zの法則とFの法則はどう使い分けますか?

ビジュアル主体で情報量が少ない画面はZの法則(視線がZ字に流れる)、文章や一覧が多いテキスト主体の画面はFの法則(視線がF字に流れる)が向きます。ヒーローはZ、成分説明など情報量の多い箇所はFを意識すると、自然な流れでCTAまで導けます。

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